SDGs投資信託の特徴とメリット・デメリット ESG投資信託との違いは?
(画像=Renergy Online編集部)
大西 勝士
大西 勝士
フリーランスの金融ライター(AFP、2級FP技能士)。早稲田大学卒業後、会計事務所、一般企業の経理職、学習塾経営などを経て2017年10月より現職。10年以上の投資経験とFP資格を活かし、複数のメディアで執筆しています。

SDGs(国連の持続可能な開発目標)への関心の高まりを受けて、SDGsに関連した投資信託が販売されるようになりました。SDGsと似た考え方にESGがあり、ESG関連の投資信託も販売されていますが、両者は何が違うのでしょうか。

今回は、SDGs投資信託の特徴とメリット・デメリット、ESG投資信託との違いを解説します。

目次

  1. SDGsに取り組む上場企業が増えている
    1. 企業がSDGsに取り組む背景
  2. SDGs投資信託の特徴
  3. SDGs投資信託のメリット
    1. 銘柄選びに時間や手間がかからない
    2. 少額から分散投資が可能
    3. 積立投資に対応している
  4. SDGs投資信託のデメリット
    1. 投資銘柄を選ぶ基準はファンドによって異なる
    2. 利益が出るとは限らない
    3. 運用コストが比較的高い
  5. ESG投資信託とは何が違う?
  6. 代表的なSDGs投資信託3ファンドを紹介
    1. ニッセイSDGsグローバルセレクトファンド資産成長型(為替ヘッジなし)
    2. グローバルSDGs株式ファンド
    3. 東京海上・グローバルSDGs株式ファンド
  7. 投資信託でSDGs達成に貢献する企業に投資しよう
  8. SDGs投資信託に関するよくある質問
    1. Q.SDGsに取り組む上場企業が増えている背景は?
    2. Q.SDGs投資信託の特徴は?
    3. Q.SDGs投資信託のメリット・デメリットは?

SDGsに取り組む上場企業が増えている

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標です。
「貧困・飢餓の撲滅」「不平等の解消」「地球環境や気候変動」などに関する17のゴールと169のターゲットから構成されており、2030年までの目標達成を目指しています。

SDGsは先進国も含めたすべての国が取り組むべき目標であり、各国政府だけでなく、民間企業や地方自治体、個人まで、すべての人に対して目標達成に向けた行動が求められています。

企業がSDGsに取り組む背景

SDGsでは、民間企業が課題解決を担う主体と位置付けています。そのため、SDGsを経営目標に取り込み、ビジネスに活かす上場企業が増えています。

また、機関投資家を中心に、売上や利益といった財務情報だけでなく、SDGsへの取り組みを企業の価値や持続可能性を測る指標とする考え方も広がっています。企業が今後も成長を続けるために、SDGsへの取り組みは必要不可欠なものとなりつつあります。

SDGs投資信託の特徴

SDGs投資信託の多くは、SDGsへの貢献が期待される企業の株式に投資を行います。投資対象は日本を含む世界各国の企業が主流ですが、日本企業のみのファンドもあります。

運用の専門家がSDGs関連企業から投資先候補となる銘柄を抽出し、調査・分析を行った上で株価上昇が期待できる銘柄に投資するのが特徴です。

SDGs投資信託のメリット

SDGs投資信託のメリットは以下の通りです。