東証インフラファンド指数とは? 投資できる投資信託やETFはある?
(画像=Renergy Online 編集部)
大西 勝士
大西 勝士
フリーランスの金融ライター(AFP、2級FP技能士)。早稲田大学卒業後、会計事務所、一般企業の経理職、学習塾経営などを経て2017年10月より現職。10年以上の投資経験とFP資格を活かし、複数のメディアで執筆しています。

東京証券取引所に上場するインフラファンドについて、2020年3月から「東証インフラファンド指数」が算出・公表されています。インフラファンドが指数化されたことで今後どのような効果が期待できるのでしょうか。今回は、東証インフラファンド指数の概要や構成銘柄、連動する投資信託・ETFの設定などについて解説します。

目次

  1. 東証インフラファンド指数とは?
    1. インフラファンドとは
  2. 東証インフラファンド指数の構成銘柄
  3. 東証インフラファンド指数の推移
  4. 投資できる投資信託やETFはある?
  5. 東証インフラファンド指数の設定で期待できる効果
    1. 市場全体の動向を捉えやすくなる
    2. 連動する投資信託・ETFの設定
    3. 機関投資家が参入する可能性
    4. インフラファンドの知名度の向上
  6. 東証インフラファンド指数の今後の課題
  7. まとめ
  8. 東証インフラファンド指数に関するよくある質問
    1. Q.東証インフラファンド指数とは?
    2. Q.投資できる投資信託やETFはある?
    3. Q.東証インフラファンド指数の設定で期待できる効果は?

東証インフラファンド指数とは?

東証インフラファンド指数とは、東京証券取引所に上場するインフラファンド全銘柄を対象とした時価総額加重平均型の株価指数のことで、基準日は2020年3月27日、基準値は1,000ポイントです。配当なし指数は15秒間隔のリアルタイム、配当込み指数は日時終値ベースで算出・配信され時価総額をもとに指数が算出されるため、時価総額の大きな銘柄ほど値動きに大きな影響を与えます。

東証インフラファンド指数の推移を確認すれば、国内のインフラファンド市場の動向を把握することが可能です。

インフラファンドとは

インフラファンドとは、投資家から集めた資金を一つにまとめ、太陽光発電設備などのインフラ施設に投資する金融商品です。投資から得られる収益は、投資金額に応じて投資家に分配されます。東京証券取引所に上場しているため、証券会社を通じて株式と同じように売買が可能です。インフラファンドの主な投資先となる太陽光発電には「固定価格買取制度(FIT)」があります。

国が20年間固定価格で電気の買取を保証していることが大きな魅力です。インフラファンドが電力会社に直接電気を売るのではなく、発電事業を行うオペレーターにインフラ設備を貸し出して賃貸料を得るビジネスモデルとなっています。長期にわたって安定した賃貸収入が期待でき、他の金融商品に比べて利回りも高い傾向です。

インフラファンドは10万円程度から購入できるため、少額から太陽光発電設備への投資をはじめることもできます。

東証インフラファンド指数の構成銘柄

2021年1月現在、東証インフラファンド指数は7銘柄で構成されています。構成銘柄の投資口価格、時価総額、予想分配金利回り(2021年1月15日時点)をまとめました。