サステナブル投資とESG投資を学ぶ
(画像=Renergy Online 編集部)
丸山優太郎
丸山優太郎
日本大学法学部新聞学科卒業のライター。おもに企業系サイトで執筆。金融・経済・不動産系記事を中心に、社会情勢や経済動向を分析したトレンド記事を発信している

サステナブル投資とESG投資は、どちらも環境や社会に配慮した投資として導入する企業が増えています。サステナブル投資とESG投資に大きな違いはなく、環境保護や社会の規範を守るにはともに大事な投資方法です。本記事では、これからの時代に不可欠なサステナブル投資とESG投資について解説していきます。

目次

  1. サステナブル投資とは?
  2. サステナブル投資とESG投資の違い
  3. サステナブル投資で社会的課題を解決
  4. 企業に求められるESG投資
    1. 責任投資原則が提唱されている
    2. SDGsが定められている
    3. パリ協定が採択されている
  5. 個人がESG投資を行う場合の注意点
  6. サステナブル投資とESG投資に関するよくある質問
    1. Q.サステナブル投資とはなんですか?
    2. Q.サステナブル投資とESG投資の違いはなんですか?
    3. Q.サステナブル投資で社会的課題を解決している例を教えてください

サステナブル投資とは?

サステナブル投資とは、経済・環境・社会の持続性に配慮した投資手法のことです。サステナブルとは、Sustain(持続する)とAble(~できる)を組み合わせた言葉で「持続可能」を意味し、限られた環境資源を使い切ることがないように配慮しながら「世界経済の継続・発展も目指していこう」という考え方になります。

日本サステナブル投資フォーラムのアンケート調査によると、2019年3月末時点のサステナブル投資残高の合計は、336兆396億2,000万円となっており、対前年比で45%の伸びを示しています。サステナブル投資への評価については、日本取引所が運営するサイト「東証マネ部!」にいくつかデータが公表されています。サステナビリティ評価の改善(S&P500 ESG指数のケース)では、以下のような評価です。

  • E(環境スコア):+11%
  • S(社会スコア):+15%
  • G(ガバナンススコア):+8%

一方で売上における加重平均炭素強度が-5%、炭素量が-3%とマイナス評価で、非人道的武器&タバコは-100%とほぼ除外されています。これを見ることで運用ポートフォリオのサステナビリティ評価の改善が達成されていることが理解できるでしょう。またグローバル・サステナブルETF市場の規模は、2019年7月の時点で約4兆6,200億円にまで成長しています。

サステナブル投資とESG投資の違い

サステナブル投資とESG投資は同じようなものとして認識している人も多いのではないでしょうか。サステナブル投資とESG投資は、「環境や社会への貢献」という基本的な理念では共通しています。では、両者の違いはどこにあるのでしょうか。日本サステナブル投資研究所(JSIL)のレポートで示された見解によるとサステナブル投資は、投資手法そのものを表します。