太陽光
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サラリーマンの副業には、初期費用が少なく管理・運用の手間がかからない太陽光発電投資がおすすめです。複数社の比較・検討、収支のシミュレーション、確定申告が必要となりますが、年々売電価格が下がっているため、売電収入で副収入を得られる可能性の高い2020年中に始めておくと良いでしょう。

本記事では、サラリーマンの副業に太陽光発電投資が向いている4つの理由と投資を行うにあたっての4つのポイントについて紹介します。

サラリーマンの副業に太陽光発電投資が向いている理由4つ

サラリーマンの副業に太陽光発電投資が向いている理由として「初期費用0円でも始められる」「管理・運用の手間がかからない」「安定した売電収入が得られる」などの理由があります。安定した収入が見込めるサラリーマンは金融機関のローン審査に通りやすく、またローンを組むことで「レバレッジ効果」が得られることも理由の一つです。4つの理由について詳しく見ていきましょう。

1.初期費用0円、土地なしでも始められる

フルローンの土地付き太陽光発電投資は、初期費用0円かつ土地を購入しなくても太陽光発電投資を行うことが可能です。業者の中には個人の投資プランに合わせた物件を提案し、自己資金0円から無担保でローンを組むことができる会社もあります。多くの業者は、土地を借りる土地賃借型と土地を購入する購入型に分かれており、土地賃借型のタイプは少ない自己資金で済むでしょう。

ただしフルローンで融資を受ける場合は「ある程度の年収がある」「上場企業の会社員や士師業(弁護士や会計士、医師や薬剤師など)」といった条件がそろっていることが望ましいです。

2.管理・運用の手間がかからない

サラリーマンの場合、本業に支障がない副業が大前提です。そのため他の副業と比べて手間と時間がかからない太陽光発電投資は選択肢の一つとなるでしょう。太陽光発電は、業者に管理・運用を委託することが可能です。太陽光パネルの点検や清掃などを依頼することで、休日に発電量をチェックする程度の労力で運用できます。

例えば株式投資は投資の勉強、数時間ごとに値動きをチェックするなど、サラリーマンにとっては時間と労力のコスト負担が大きくなりすぎてしまう傾向にあります。しかし太陽光発電投資は日々の業務を業者に委託し、設備・機械が故障しても保証期間内であれば無料で修理をしてもらうことができます。

3.安定した売電収入が得られる

2012年より始まった固定価格買取制度(FIT)は太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が保証する制度です。2020年9月現在、10kW以上の場合の買取期間は20年間と定められているため、20年間安定した売電収入を得ることができます。

4.サラリーマンは融資を受けやすい

サラリーマンは安定した収入があるため、金融機関からの融資審査に比較的通りやすいと言われています。またローンを組むことで「レバレッジ効果」の恩恵を受けることができます。

レバレッジとは「てこの原理」という意味です。少ない初期費用(頭金)で大きなリターン(売電収入)を得られるため「レバレッジ効果がある」と言われています。「ローン=借金」とプレッシャーを感じてしまう人もいますが、売電収入をローンに充てることでオーナーが不測の事態に陥ったときでもローンの返済は可能です。

「自分の代わりに太陽光発電装置が働いてくれている」と考えることでローンの不安も少しは和らぐのではないでしょうか。レバレッジ効果がありリスクが少ない投資方法は限られています。サラリーマンが有利である太陽光発電投資を検討してみましょう。

サラリーマンが太陽光発電投資を行う際の4つのポイント

サラリーマンが太陽光発電投資を行う際は、まず「勤務先の企業が副業禁止ではないか」を確認しておきましょう。始める前に目標額を決め収支をシミュレーション、複数社で比較・検討しておくことも重要です。またほとんどのケースで確定申告が必要になります。

1.会社での規定を確認する

会社の就業規則で副業禁止となっていないことを確認してから事業を行いましょう。公務員は原則副業禁止で、金融機関などの金融系の企業も副業を禁止している企業が多い傾向です。副業で収入が増えると累進課税である所得税・住民税の支払い額が増えます。副業禁止の企業で所得税・住民税が上がっていると「副業をしているのでは?」と疑問を持たれてしまいかねません。

ただ所得税・住民税を事業主が取りまとめて納める「特別徴収」から自分で納める「普通徴収」にしてもらうことで税額から判明することはありません。しかし東京都主税局のホームページによると、給与所得者の個人住民税は原則として特別徴収であると明記されています。また「判明したときのリスク」や「勤務中の雑談にも気を配ることが必要」などの精神的負担を考慮すると副業禁止の企業で投資は避けたほうが無難です。

なお相続で不動産を相続するケースがあるため、会社によっては不動産投資だけを認めているケースもあります。

2.確定申告が必要

サラリーマンの場合、副業の収入が年間20万円を超えると確定申告をしなくてはいけません。よほど小規模でないかぎり売電収入は20万円を超えることが多いため、収入があった1~12月までの期間の確定申告は翌年の2月16日~3月15日の間に行うようにしましょう。確定申告は、白色申告と青色申告の2種類があり、青色申告は条件を満たすことで青色申告特別控除が最大65万円となるため節税効果が高くなっています。

ただし複式簿記というやや煩雑な記帳をしたりe-Tax(電子申告)を利用したりすることが必要です。しかし業者がサポートを行ってくれることもあります。確定申告が不安な人はサポートを受けることができる業者を選びましょう。

3.目標額を決め、収支のシミュレーションを行う

太陽光発電投資にかかわらず投資を行う際は目標額を決め収支のシミュレーションを行いましょう。利回りなどを試算しシミュレーションを行ってくれる業者もありますが、売電収入から初期費用を差し引いた「表面利回り」で計算する業者もいるため注意が必要です。利回りをシミュレーションする際は、「実質利回り」という売電収入から初期費用と経費(修繕費や工事費など)・税金を差し引いた額を試算しましょう。

念のため経費は多めに見積もっておくことも重要です。算出した年間の手取り収入から「何年で元が取れるか」など、設定した目標額に到達する年数を計算し把握しておきましょう。また投資で重要なことは目標額に到達した後の「出口戦略」です。そのため「引き続き運用するか」「売却するか」をライフプランとあわせて目安程度に考えておきましょう。

4.複数社で比較・検討する

先述した通り業者が提示してくる利回りは表面利回りのケースが多く、会社によっては数字をよく見せるために甘めの設定となっていることもあります。そのためできるだけ複数の業者から資料を取り寄せて比較・検討を行いましょう。複数業者の資料を見て、近隣の地域で条件が近いときに利回りや見込み収入があまりに違う場合は業者に見積もりの根拠を確認することも大切です。

またサラリーマンでも「清掃や簡単な点検は自分で行いコストを減らしたい」「確定申告を代行してもらいたい」など業者に求めるものは人によって異なります。「利回りが高いことが第1条件で確定申告はどちらでも良い」「安心して委託できることがベスト」など自分が業者に求める優先順位を決めておくと安心です。

2020年がラストチャンス?早く始めるべき理由

固定価格買取制度(FIT)の買取価格は年々低下しています。2020年には250kW以上の大規模な太陽光発電の買い取りは入札制度が導入され一部の投資家には不利な状況となりました。しかし10kW以上50kW未満は「14円→13円」、50kW以上250kW未満は「14円→12円」と微少傾向に留まっています。

売電価格は、太陽光発電の普及に伴い下がる傾向にあるため、2020年のうちに太陽光発電投資を行うのがおすすめです。太陽光発電が日本より普及している欧米では、別の制度に移行しており投資としては厳しい状況となっているため、できるかぎり迅速に検討しましょう。

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